Arduino Pro Mini |
というかそれを参考にして作ったという感じです。
ではGR-KURUMI(MPU RL78/G13)はArduino Pro Mini(MPU ATmega328P)に比較して、どこが同じでどこが違うのでしょうか?
以下にGR-KURUMIとArduino Pro Miniの比較表を示します。
項
目
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GR-KURUMI
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Arduino Pro Mini
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サイズ
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33mm×18mm
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33mm×18mm
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MPU
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RL78/G13
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CPU bit(アドレス空間)
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16bit(1MB)
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16bit(1MB)
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RAM(SRAM)
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20kB
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2kB
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プログラム用flushROM
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256kB
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32kB
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Data flush
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8kB
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1kB
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メインクロック
(最小命令実行時間)
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32MHz
(0.03125μs)
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16MHz
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リアルタイムクロック(RTC)
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有り
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無し
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乗除・積和演算器
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有り
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無し
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低電力動作モード
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有り
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有り
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電源入力電圧
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DC2.7V~5.5V
(DC0.9V~5.5V)
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DC5V~12V
DC3.3Vtype有り
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電源出力電圧
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DC3.3V
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DC5V(3.3V)
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デジタルポート
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22点
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14点
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アナログ入力
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8点
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8点
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アナログ(PWM)出力
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6点
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6点
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UART
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3点
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1点
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SPI
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1点
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1点
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I2C (Wire)
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1点
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1点
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GR-KURUMはArduino Pro Miniに比べて、メモリ容量も演算能力もRTCもデジタルポート数、シリアルUARTポート数でも優位だといえます。電圧出力が3.3Vというのは消費電力としては優位ですが、周辺機器とやりとりする上でネックになることがあります。
機能面・能力面だけでいえば、同じかそれ以上ならGR-KURUMIを選ぶのは妥当です。
しかしやはりArduinoなどに比べると知名度とソフト面での充実度に差が大きく、ソフト・ハードの総合的なレベルを向上させることで、いかにユーザに魅力的になものにするかがカギになるでしょう。
個人的には、特に泣かせるのがこの小ささでRTCを内蔵していることと、UART(COMポート)が3つも使えることです。
ホビーでも業務でも、普通に定常動作を繰り返す分には現在時刻を計る必要はないでしょうが、事象同士の関係を明かにする計測などに使うには時刻の記録は必須です。
周辺機器には今でもRS232Cやそれ相当の通信ポートを持つ装置は多く存在します。
UARTが複数使えると、「周辺機器にマイコンが命令を与える通信」をしつつ「ユーザがマイコンに命令を与える通信」を同時に行えます。
またユーザが現地から離れているとき、1ペア(2線)ケーブルで1km以上配線しても通信できるRS485(RS422)を使おうとするとUARTを使うことになります
今どきなんでLAN(有線/無線)あるいはWi-FiやBluetoothを使ってないの?と思うかもしれませんが、それらに対応しようとすると、ユニットの原価が結構跳ね上がりますので小さい(安い)装置ではその価格に占める割合が無視できないので付いていない場合が多いのです。
また電力消費も小さくないので長期バッテリ運用の機材などでは太陽電池発電かこまめなバッテリ補充が要求されます。
さらにソフトウェアを作成する上での負荷やコードの行数が増えることでメモリを圧迫します。
しかし近年では安価で(MPUやメモリを内蔵した)高性能な無線LANユニットの普及でMPUやメモリの負担をかなり軽減してくれますので、電源供給も問題なくその方がコストパフォーマンスがよい場面ではもちろんそれらの機材を使うことになるでしょう。
分かりやすいですね。
返信削除システム電源はP2ジャンパをショートすると5Vになります。